うつで治療中 私達夫婦が組んだペアローンって一体何?

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うつで治療中の私ですが、

現在マイホーム建築に向けていろいろ動いてます



早速ですが、住宅ローンには組む際に何種類か組み方があります

今回は私達夫婦が組むことになった『ペアローン』

について話していこうと思います


ペアローンのメリットデメリット、

また、実際に家を買おうとしている方の為に

注意すべきポイントについて解説していこうと

思います

これから家を検討する方に参考にしていただきたいです




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ペアローンとは?

ペアローンとは、同一物件に対して複数の債務者(お借り入れ人)がそれぞれローン契約を行い、お互いに連帯保証人になる借入方法です。

引用元:moneykit-ソニー銀行

建築する家に同居する夫婦それぞれが個別に

住宅ローンを組むことです


ペアローンのメリット

ペアローンにすることで以下のようなメリットがあります

①単独でのローンより多く借りられる

②住宅ローン控除がそれぞれ受けられる

③家を売るときに便利


①単独ローンより多く借りられる

単独 (夫、妻どちらか)で組むよりも

夫婦それぞれ収入があると、その分多く借りられる可能性があります


例えば

夫だけだと組めるローンが2000万

でも、本当は2800万円借りたいけど単独だと借りられない・・・

しかしそこに妻も収入があると

夫2000万 妻1000万

計3000万借りられるようになり理想の

マイホームが建てられるようになる!



②住宅ローン控除を夫、妻それぞれ受けられる

※住宅ローン控除とは、

住宅借入金等特別控除とは、個人が住宅ローン等を利用して、マイホームの新築、取得又は増改築等(以下「取得等」といいます。)をし、令和3年12月31日までに自己の居住の用に供した場合で一定の要件を満たすときにおいて、その取得等に係る住宅ローン等の年末残高の合計額等を基として計算した金額を、居住の用に供した年分以後の各年分の所得税額から控除するものです。

引用元:国税庁ホームページ

ざっくりいうと、

条件を満たすと年末の住宅ローン残高の“1%”

戻ってくる制度のことです

なぜ、ペアローンだとお得なのか?

住宅ローン控除の最大控除額は10年間で上限400万円

1年あたり40万控除される

※現在は消費税増税に伴い控除期間が13年に延長

これがペアローンだと

400万円が×2人=800万円の控除が受けられる

ここから控除額をシミュレーション→ すまい給付金住宅ローン控除シミュレーション



③家を売るときに有利

もし家を売った際に所得(譲渡所得)に対し、

3000万円の特別控除が受けられる

これがペアローンだと

同居している共有名義1人当たり3000万円の特別控除が受けられる

ので 計6000万円の控除が受けられる


ペアローンのデメリット

①どちらかが亡くなってもローンが残る

通常ローンを単独で組んだ際、組んだ債務者が団信に加入していれば

亡くなってしまった場合残りのローンがなくなりますが、

ペアローンで組んでいると、亡くなった方のローンは消えるが

もう一方のローンは残ってしまう

返済が一人になり、金銭的にもですが、

精神的にもだいぶキツくなります


②諸費用も単純に2倍

これもバカにならないが、

契約時の印紙代、事務手数料も

単純に2人分になるので2倍になる

その諸費用の分他に回したいと

思いますね

③銀行に提出する書類も2倍になる

私の例

・課税証明 夫婦それぞれ1通づつ

・印鑑証明 1人×3通で計6通

(住民票は世帯の名前が入っているので1人分として3通)

窓口で払う手数料も2倍になります

④書くのが面倒

地味に面倒なのが書類の記入

もし、1枚の紙に連名で書く際、どちらかが間違えると

はじめから書き直し、地味に時間が掛かるのでだるい


ペアローンにする前によく考えること

①夫婦それぞれ団体信用生命保険に入る必要がある(民間の銀行の場合)

団体信用生命保険とは

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済中に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度です。

引用元:ARUHI住宅ローン


ペアローンで組むとなると、どちらかの健康状態が著しく悪いと

入れない可能性もある

(出してみないと分からないが・・・)

ちなみに、

私達夫婦は2人共、うつと診断されたことがありましたが、

『ワイド団信』という方法で借りることが出来ました

疾病を持っている方でも比較的入りやすい団信です



他にも、

団信そのものが必要ない

フラット35』も1つの手です




②今後のライフプラン

かなり重要です

⚫子供はつくる予定か?

⚫収入が減ることはないか?

などをよく検討する

子供が生まれたことで、産休、育休、時短勤務、はたまた退職

という可能性もあります

そうなってくると月々の負担がとても多くなり最悪

払っていけないことも考えられます

また、これは単独ローンでもそうですが、

返済をボーナスに頼っていたりすると、

今回のコロナのように世界的に経済に影響が出て、

ボーナスが減る、又は全く出ないという事になると

一気に負担が大きくなってしまうこともある

他にも急な出費(病気、ケガ、事故)にも注意が必要

ではどうするか?

このようになることを想定して、

もし収入が減ったとしても

月々返済が可能な額でローンを組む必要がある


今現在2人共フルで働いている方達は、借りられるからと言って

フルローンで組むのは避けたほうがいいかもしれないですね



その他に、

月々の固定費の見直し

生活防衛資金の準備

必要最低限の保険に加入する

等よく検討することが必要ですね

私達夫婦の場合ですが、

本来であれば、もっと借りられたかもしれません

しかし条件が条件なので、借りられる額も自動的に抑えらたし、

ちょうど良かったのかなと思います



おわりに

軽い気持ちでなんとかなるでしょと考えていて、

最悪返せない状況になったとしたら・・・

考えただけで恐ろしい

そうならないためにペアローンで組もうと考えている方は

特に注意したほうがいいですね

自分たちの理想の家にしたいと思うのは誰でも同じだと思います

その理想と現実の丁度いいバランスを考えて、

満足する家に出来ればいいですね

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