先日、無事地鎮祭を終えることができました。
そこで、私(おーとも家)の場合になりますが、地鎮祭の費用や準備したもの、
当日の流れについて説明していきたいなと思います。
今の時代、新築注文住宅でも地鎮祭を行う人と行わない人がいるようですが、
一生に一度あるかないかの事なので、経験してみるという意味でも
いい思い出になるし、気持ち的な部分でもやはりやっておいたほうが
自分たちの安心感にもつながるので、行わせていただきました。
参考になるか分かりませんが、一例だと思って、読んでいただきたいなと
思います。
そもそも地鎮祭とは?
先程も言いましたが、今の時代は注文住宅を建てる方でも地鎮祭を行わないという方も
いるそうです。
そこで、そもそも地鎮祭の意味とは何なのかということですが、
地鎮祭とは、建物の新築や土木工事の起工の際などに、その土地の神様を祀り、工事の無事進行・完了と土地・建造物が末長く安全堅固であることを祈願するために、おこなわれる祭りです。
引用元:神社本庁HP
とあります。
簡単に言うのは失礼かもしれませんが、
「誰もケガすることなく、安全に家が建てられますように神様どうかお願いします」
とお願いするという感じでしょうか。
こういう意味が込められていると知ると、やはりやっておきたいと
わたしは思いました。
当日の流れについて
①時間前に集まり、まず、参加者の名前を書きます。
(施主と家族、施工メーカー)
②準備し終えたら、地鎮祭が始まります。
時間にして約30分ほどでした。
③地鎮祭後はご近所さんに着工のご挨拶に伺いました。
以上のようなスケジュールでした。
※ちなみに服装はカジュアルな格好でかまわないということでこんな感じでした。
神主さんは誰が依頼するか?
当日地鎮祭を行っていただいた神主さんですが、私達が地鎮祭を行いたいと
伝えたところ、施工するハウスメーカーの専属なのか、営業の方の知り合いなのかは
定かではなかったのですが、営業さんが依頼してくださいました。
営業の方いわく、地鎮祭に特化した?専門的?に行っている神主さんとのことで、
ほぼ全て、当日の準備をしてくださいました。
・祭場の用意
・お供え物
・雨天時のテント
まできっちり準備して頂いたので、私達は当日現場に行くだけで良く
正直とても楽でした。
※本来は全て、神主さんへの依頼から奉納する物全て、準備まで施主が
行うべきことのようです。
しかし、おまかせした事で、段取り良くスムーズに終えることが出来たので
全ておまかせして正解でした。
わたしが用意したものについて
おまかせしたとはいうものの、何も自分たちで用意しなくて良いわけでは当然ありません。
なにを準備すればいいかは、担当の営業の方に聞ききました。
私達が用意したものとして、
・日本酒(一升瓶)
「奉献」とのしをつけてもらう。
お店の方に「地鎮祭で」と伝えれば、だいたいわかってくれると思います。
特に銘柄の指定はありませんでした。
・米1合
・塩1合
ジップロックに入れて持っていきました。
・初穂料「3万円」
あわじ結びの水引きに「初穂料」と「名前」を記入
営業の方いわく、今回依頼した神主さんは一律で決めているとの事でした。
※ここは正直気持ち次第なので、金額については施主側で要相談で良いと思います。
・神主さんへの手土産
これは全くの個人的な感謝の気持ちとして、用意しました。
今回全て準備していただいたので。
通常は他にも色々準備するものがあると思いますが、今回私達が事前に用意したものは
以上の5点でした。
地鎮祭の中で参加者が行ったこと
地鎮祭の一連の流れの中で、参加者が行うことがいくつかありました。
①鍬入れ
施主が盛られた砂に鍬を入れます。
土地の神様を鎮める儀式とのことです。
「エイッ」と声を出しながら、三回ほど鍬を入れます。
施工会社の方も同じように行います。
②玉串を祭壇に捧げる
施主側から順番に参加者全員が祭壇に捧げます。
茎を祭壇に向けて捧げたあとに、2礼2拍手1礼をします。
③お神酒をいただく
参加者全員がお神酒をいただきます。
ご利益をいただくという意味だそうです。
運転手や子供は飲めないので、飲んでいるようにして土地に流します。
参加者が行うことは以上です。
ここまでが地鎮祭の説明となります。
ご近所への挨拶回り
地鎮祭終了後、着工のご挨拶で、ご近所に挨拶回りを行いました。
工事中は、音や工事車両の通行でご迷惑を掛けるので、やはり挨拶は行うほうが
良いと思います。
また、これから先長く付き合っていくこととなるので、引っ越しのタイミングよりは
一度着工のタイミングでご挨拶したほうが印象は良いと思います。
どこまでの範囲で行ったか
わたしの場合になりますが、お隣2件と正面のお家に挨拶しました。
範囲はあそこもあそこもと行ったらきりがないので、工事中迷惑をかけることになるであろう
同じ区画の方と、正面のお家の方に限定しました。
※斜線部のお家に挨拶
挨拶回りに関して用意した物
在宅時、不在時共に挨拶の品はサランラップと手紙を同封しました。
粗品はサランラップにし、「御挨拶」ののしをつけてもらいました。
手紙に関しては、不在時だけということも調べると書いてあったりしましたが、
名前を手紙に書いておくことで、覚えてもらえますし、着工の日付、完成予定を書くことで
もし挨拶の時言葉足らずとなっても、それを見てもらえれば分かっていただけるかなと
思い入れました。
手紙の内容としては、
”ご近所の皆様へ”
この度、ご近所に家を建築することになりました 〇〇 と申します。
本日地鎮祭を行いまして、明日より着工、完成は◯月予定です。
工事期間中は、何かとご不便、ご迷惑をお掛けすることもあると思いますが
ご理解をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
引っ越しの際には、また改めて御挨拶させていただきます
令和◯年 ◯月 ◯日 施主
と書きました。
文章はネットで調べれば、すぐに参考になるものが見つかると思います。
挨拶の仕方について
ハウスメーカーの方と一緒に一通り回りました。
施主(私)がインターホンを押して、
・ご在宅の場合
「ご近所に家を建築することになりました〇〇です。着工のご挨拶に伺いました。」
と言って出てきていただいて、
「はじめまして、この度ご近所に家を建築することになりました〇〇です。
工事中ご迷惑おかけすると思いますがよろしくおねがいします願いします。
つまらないものですが、よろしければお使い下さい。」
と言って、粗品を渡しました。
あとは、ハウスメーカーの営業の方が挨拶し、ちょろっと雑談したりして、
最後に、
「また引っ越しの際に改めて御挨拶に伺います。 」
といった流れです。
・ご不在の場合
手紙と一緒に粗品を入れた袋をポストなどに入れられたら入れておく
※あくまで一例です。挨拶の言い方は色々あると思うし、うまくしゃべれない事も
あるのであまり形式っぽくするよりも、簡単に工事中のご不便ご迷惑をお掛けします
という要点だけは抑えておけば良いのかなと思います。
最後に
地鎮祭を行うか行わないかは施主次第です。
個人的には一生に一回あるかないかなので、経験しておきたいと思ったし、
気持ち的な部分としても行ったほうが安心して建てられると思い、実施しました。
必要なものなどに関しては、事前にハウスメーカーの方に相談できればしておくのが
良いです。
挨拶の仕方に関しては人それぞれで要点を掴んで簡単にし、改めて引っ越しの時に
きちんと挨拶することを伝えればいいかなと思います。
また、ちょくちょく報告していこうと思いますのでよろしければ読んでもらえると
嬉しいです。
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